バサラ・アルファのホノボノ道

絶対可憐チルドレン

GS美神の原作者椎名高志の新作です。

最近少なくなった超能力漫画です。
世界観は超能力が当たり前に存在する世界。レベルの高い能力者ほど数が少なく最高レベルの「7」を持つのは日本で三人しか確認されていない。それが政府直属の機関ＢＡＢＥＬ（バベル）に所属する薫・葵・志穂の三人の少女、そして彼女らこそこの物語の主人公ザ・チルドレンである。

もう１人の主役は皆本浩一。恐るべき力を持つチルドレン達を正しい方向へ導くためにお目付け役にされた天才科学者。

この世界は超能力を悪用する犯罪者や超能力者に反発する普通の人間の組織やらが多々出てきます。
そんな者たちを倒しながらも超能力者と普通の人々が共存できる世界を作ること、それがこの物語のテーマ・・・・・かな？

ちなみにこの作品のモチーフはバビル二世と源氏物語。登場人物の名前の由来をそこから取った形跡があります。

ザ・チルドレン
日本最高の超能力レベル７を持つ明石薫、野上葵、三宮志穂の三人の少女を現す。ＢＡＢＥＬ所属。

ＢＡＢＥＬ（バベル）
内務省特務機関超能力支援研究局の通称。超能力者と普通の人間のメンバーが多く、超能力者も普通の人間も仲間という意識があり、超能力による人命救助から超能力を悪事に使う者などの逮捕まで行う機関。

超能力者否定組織・普通の人々
ＢＡＢＥＬとは相反する思想で超能力者の存在を悪魔と判断する人々によって作られた組織。
世界規模により存在し、その目的は地上からエスパーを一掃することであり、その行動は完全なテロリストの集団である。メンバーはその名の通り全員普通の人間。

登場人物紹介
皆本光一　20歳　普通人（ノーマル）
ＢＡＢＥＬ所属のザ・チルドレンの現場主任で階級は二尉。
若干１８にして学位を二つ持つＩＱ２００以上の天才科学者。
チルドレン達のお目付け役としてチルドレンを正しい方向に導く役割を付きつけられる。
普通の人間だが、恐るべき力を持つチルドレン達に対しても怯まず叱れる存在。
彼自身幼少期に天才少年として周りから偏見されて育ったためチルドレン達の気持ちが良くわかるためチルドレンの良き理解者といえる。
と言ってもけっしてロリコンでは無い（笑）
モデルは源氏物語の主役光源氏とバビル二世の主役バビル二世。　皆本（源）光一（バビル二世の本名浩一と三つのシモベをチルドレンとかけて）

明石薫　10歳　念動力者（サイコキノ）
レベル7の念動力者。チルドレンのリーダー的存在。
最も攻撃能力が高く、戦車すら吹き飛ばすほどのサイコキネシスを使う。
暴走するとＥＣＭ（超能力対抗措置）ですら止められぬほどの力を発揮する。
伊ー九号の未来予知において破壊の女王という最強の超能力者なるという予知されている。
母は女優（父は離婚）姉はモデルで胸も大きい、だが薫自身は少年体型で胸が小さいの気にしている。
性格ははややオヤジ臭く（笑）栄養ドリンクをよく飲む。念動力で皆本に八つ当たりすることが多いがそれでもひるまず叱ってくれる皆本に惹かれている。
モデルは源氏物語明石の御方と薫君。

野上葵　10歳　瞬間移動能力者（テレポーター）
レベル７の瞬間移動能力者。テレポートする距離は一回千メートルくらい。戦闘機を追い抜いたこともある。
兵部京介によると未来では光速の女神と呼ばれる・・・・らしい。
メガネ娘で京都弁、チルドレンの中では一番の常識人で学校の成績もいい。美神ほどではないが（笑）お金にシビアな傾向がある。
実家は京都で会社経営をしている。
モデルは源氏物語葵の上。

三宮志穂　10歳　接触感応能力者（サイコメトラー）
レベル７のサイコメトラー（触れることにより相手の心を読んだりできる）
その能力ゆえ現実を理解しており犯罪に関連するものも積極的に透視する。
周りの人間から触れられるのを拒絶されたりもあったが、薫や葵、皆本は平気で触れてくるので家族のように思っている。
父は警察庁長官。娘の志穂を犯罪捜査に使うといった非常な男だが内心は志穂のことを誰よりも心配しており志穂自身も能力で父の心が伝わってくるため親子の絆は深い。
モデルは源氏物語女三宮と紫の上。

桐壺帝三　53歳　普通人（ノーマル）
ＢＡＢＥＬの局長。子供に甘くチルドレンのワガママをほとんど叶えてしまう子煩悩男。
超能力者を支援する組織の局長ゆえ【超能力者否定組織・普通の人々】から暗殺のターゲットに狙われることもある。
５３のとは思えぬほどの鍛えられた肉体を持ち、テロリストとも１人で互角に戦えるほどの戦闘経験を持つ。
モデルは源氏物語の桐壺帝

柏木朧　　年齢不詳　普通人（ノーマル）
局長の美人秘書。階級は一尉。
皆本光一にチルドレンの主任になることを勧めた張本人。
モデルは源氏物語の柏木と朧月夜。

兵部京介　80歳　念動力、瞬間移動、精神感応の複合能力者
レベル不明、犯罪史上最強最悪の超能力者。
本来は老人だが老化遺伝子テロメアをコントロールし１８歳の若々しい肉体を保っている。
犯罪収容施設にて幽閉されていたが彼には本来あらゆる超能力対抗装置が効かず、自由に出入りしていたらしい。
現在は完全に脱獄し、チルドレンを利用しようと考えている。
数年前親友と信じていた者に裏切られた経験があり、それ以来普通人を信用しておらず、皆本を敵対視している。
モデルはバビル二世のヨミ？（悪の超能力者だから）かバビル二世（学生服を着ているところが）。名前の兵部は平安時代の官職名の兵部興官。